アトリエ研究生　募集要項［割引制度あり］

アトリエ・ドゥーロマンスでは、高度職業人として発声を探求する研究生の募集を随時行っております。年間を通じて月に2回の指導を受ける通年型を採用し、他のレッスンと併用しながら通うなど、自身の予定に合わせやすいのが特徴です。修了の目安は通常で１年間。卒所時には修了証が与えられ、特に優秀と判断された修了生に於いては、当教室の講師として全面的にフォロー致します。

【募集要項】

【アドミッションポリシー】

歌唱や舞台に精通する職業を志すもの。その為に必要な知識と技能を兼ね備え、「声」と言う自らの楽器を絶えず、鍛錬し続けられる主体的実践力を持つもの。

【出願資格】

学歴不問。年齢制限なし。

【学費など】

検定料：1,000-／オンライン試験は行いません。

入所金：5,000‐／修了検定及び、施設維持費などに充当する為。

受講料：78,000‐／半期分(12回)を一括でお支払い。年間で計24回のレッスン研修。

教材費：無料／但し、特別研修費や成果発表などがある場合は別途、請求する場合あり。

【入所試験】

試験日時：個別にてご案内します。

試験会場：柏教室(柏市柏３丁目)。

試験当日：面接の際に履歴書・音楽経歴書(任意)をお持ちください。

試験内容：筆記試験30分。実技面接30分。

【合格発表】

一週間以内にメールにてご連絡。合否と合計得点(内訳あり)。採点者から実技に関してのコメントを加えさせて頂きます。特待生制度あり。合格者は入所金及び半期分の受講料をお支払頂きます。途中退所される場合に於いても返金は出来ませんので、ご了承ください。

【カリキュラム】

基礎発声：指導に於いて不可欠な発声・発音・発語などを個人レッスンを通じて学びます。

基礎歌唱：歌唱技術向上のために、個人レッスンを通じて学びます。

基礎音楽：基礎楽典。コード理論と実践を兼ねたピアノを個人レッスンで学びます。

実践指導：実際に専門家としてトレーニングを行えるようにする為の課題演習です。

課題研究：修了時までに計２回のレポート作成及び、指導実技の試験を設けています。

【Q＆A】

Q.歌唱力に自信がありませんが、トレーナーになる事は出来ますか？

A.優れた指導者を目指すためには、歌唱力は必要です。誰しも、演奏力の乏しい人に学びたいとは思わないでしょう。しかし優れた演奏家ならば良い指導が出来るとも限りません。「名選手名監督にあらず」という言葉を聞いたことはありませんか。歌唱力もトレーナーとしてのスキルも、研究生として学びの中で身に付けて行けば良いと思います。

Q.入所試験の詳細について教えて下さい。

A.試験の目的は、受験生の基本的な理論と実践力を見るものです。

◇筆記試験は30分。基礎的な音楽の問題とボイストレーニングの基礎知識を問う問題。

◇面接実技は30分。自由曲１曲。担当講師との面接試問があります。

配点は各100点の計200点で合否判定をします。120点以上で合格。180点以上で特待生として入所金を無料。受講料の一部を30％割引とします。

Q.入所試験日を教えて下さい。

A.随時行っておりますので、まずはお問い合わせください。在校数と担当講師の事情によっては、募集を一時停止する場合もありますので、予めご了承下さい。

Q.受験合格から修了までに掛かる費用の合計を教えて下さい。

A.合格：年24回の受講料で￥156,000-(半期毎の分割払)+入所金￥5,000-の計【￥161,000-】

A.特待生：受講料￥156,000‐￥109,200‐(半期￥54,600‐)＋入所金￥0-の計【￥109,200‐】

Q.歌唱の実技試験はどんなジャンルの曲でも構いませんか？

A.ご自身が一番得意な選曲で構いません。音源は当教室でもPC機材から出力出来ますが、自作曲やマイナー楽曲はご自身で音源や楽譜をご用意された方が確実です。弾き歌いやア・カペラでも構いません。声楽曲などをピアノ伴奏で歌われたい場合は、試験時の伴奏者は用意しておりませんのでご注意ください。

Q.アトリエ修了後の進路はどのように資格として活かせますか？

A.ボイストレーナーは国家資格ではありません。講師を名乗る大半は、音楽科の専門学校や音大を出た卒業生です。ですが、残念なことにボイストレーナーを目指すための学科や講師として必要な研修・レッスンは殆どないのが現状です。職業としての知識や技術習得をどのように学べば良いか。その足掛かりや、音楽科の学位を持たない者たちにとって、少しでもトレーナーとしてのノウハウを安価で学べる居場所を作りたいと考えました。

大手の音楽スクールでは、音楽未経験者に半年間で30万円程の研修費を請求し、運営させる所もあります。優れた指導者になる為には、その期間では質の高いレッスンを出来るようになりませんし、講師としての成長も見込めません。研究生の目標は「優れたボイストレーナーの育成」です。この資格があるから「働ける」「仕事として成り立つ」という考え方ではなく、「技術を磨いていく所」として学んで行きましょう。特に優秀と認められた修了生は、認定資格と共に本教室のトレーナーとしてお声がけする事はあります。

Deux romances